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自動車保険の話-対人・対物?-

2021.5.27  自動車保険 

こんにちは、愛媛県今治市の軽自動車専門店ハピット今治店です。

今回は自動車保険でよく聞く「対人・対物」という言葉を解説していきます!

ちなみに対人・対物を略さずに説明すると

対人=対人賠償責任保険

対物=対物賠償責任保険

であり、自動車保険の3つの基本構成の中の事故相手に対する補償にあたる補償内容になります。

賠償責任とは何か

自動車保険において賠償責任とは交通事故の加害者が負う法律上の責任のことを指します。対人賠償責任は被害者の身体に関する賠償で、具体的には治療費やケガで働けない間の休業損害、精神的損害に対する慰謝料などが該当します。なお、この場合の被害者とは事故相手・自分の車に同乗していた知人や友人です。対物賠償責任は物損に関する賠償で、具体的には被害者の車の修理費や積荷、建物などの修理費、ペットへの賠償が該当します。

え?ペット?と思われた方もいらっしゃるのかもしれません。実は自動車保険において動物はペットに限らずすべて「所有物」という認定になります。

話を戻します。

ではこれらの賠償責任を負ってしまったとして、自動車保険ではいくらまで補償してくれるのでしょうか?

対人対物無制限の罠

現在、対人対物賠償の保険金額は勝手に無制限に設定されていることがほとんどです。補償内容のムダをなくして金額を抑えたいと思う方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、正直増えるリスクに対してそんなに安くならないので無制限がマストです。

じゃあこれで相手への賠償については心配いらないな!というのはです。なぜならば自動車保険において「保険金額無制限」という設定は正しくは「賠償責任の負担額を上限に、無制限に保険金額が支払われる」という意味になるからです。

それではこちらの画像をご覧ください。

パターン1では相手から求められた支払額が上限額になるわけではなく、法律上の損害賠償責任額が上限になるということと、対人賠償保険金額を無制限に設定していたことで2億円という高額の支払いに対応できたというケースです。

対してパターン2では加害者である自分の対物賠償保険金額が無制限に設定されていたとしても実際の修理にかかった費用全額を保険で支払うことはできず、破損させた物の時価額が対物賠償の限度額になるというケースです。

法律上の賠償責任額は何が基準?

めちゃくちゃ簡単まとめると

  • 対人:被害者の年齢や扶養人数、職歴や年収から見込まれる生涯所得など
  • 対物:損害を与えたものの時価額

このようなイメージですね。

ただこのルールによって発生する問題はいくつもあり、それをカバーするために存在するのが特約です!

次回以降この特約についてもまとめていきますのでぜひご覧くださいね。

それでは、今回はここまで! 愛媛県今治市の軽自動車専門店ハピット今治店 でした♪

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