こんにちは、愛媛県今治市の軽自動車専門店ハピット今治店です。
今日は自動車保険の話でよく聞く「上乗せ保険」って何?という話をします。
ちなみに結論から言うと、
上乗せ保険=自動車保険=任意保険
です。
どうして自動車保険が上乗せ保険や任意保険と呼ばれているのかは、まず自賠責保険の説明をする必要があります。
自賠責保険って何?
自動車を購入した時や車検を受けたときに必ず「自賠責保険料」を支払っていることをお気付きでしょうか?自賠責保険は車一台に対して一契約。自動的に、もれなく契約する義務があります。
自賠責保険はどうして加入を義務化されているのでしょうか。
それは、自賠責保険の目的が被害者救済にあるためです。
そのため補償の対象になるのは事故相手の身体に対してのみで、 補償によって支払われる金額はケガの場合は最大120万円、死亡時には最大3000万円、後遺障害が残ってしまった場合には最大4000万円となります。
「あ、意外とたくさん補償してくれる」
そう思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところが怖いことに自動車事故には高額賠償事故というものが存在します。有名な判例をご案内すると…
- 眼科開業医男性(41歳)が死亡した事故での認定損害額5億2853万円
- 大学生男性(21歳)に後遺障害が残った事故での認定損害額3億9720万円
- 会社員男性(29歳)に 後遺障害が残った事故での認定損害額3億8281万円
上記のような事故を自分が起こさないという保証はなく、万が一起こしてしまえば到底自賠責では賄いきれない損害賠償を負うことになります。
さらに自賠責保険では自分のケガや車はもちろん、相手の車や事故に巻き込んで壊してしまったものはすべて自己負担で修理しなくてはいけません。もしも公共交通機関などを巻き込んでしまった場合、車体の損害だけでなく輸送障害など数億円の賠償金が発生する可能性があります。
だからこその自動車保険
ここまでの説明で私たちが普段運転している自動車は便利ですがこうしたリスクと隣り合わせであることをご理解いただけたかと思います。
そのリスクを軽減するために任意で加入するのが自動車保険ということです。
自動車保険が上乗せ保険や任意保険と呼ばれているのは強制的に加入する自賠責保険に対して、重ねて・任意で加入する保険だったからなんですね。
ここまでの話を一枚の画像にまとめました!

みなさんもしっかり自動車保険には加入するようにしてくださいね。
それでは、今回はここまで! 愛媛県今治市の軽自動車専門店ハピット今治店 でした♪